外務省・新着情報

令和4年10月6日
表敬を前に、記念撮影を行う武井副大臣と、カリン・フルショフ国連児童基金(UNICEF)事務局次長
武井副大臣がカリン・フルショフ国連児童基金(UNICEF)事務局次長と懇談している様子

 10月6日、午前11時10分から約20分間、武井俊輔外務副大臣は、訪日中のカリン・フルショフ国連児童基金(UNICEF)事務局次長(Ms. Karin Hulshof, Deputy Executive Director, United Nations Children’s Fund(UNICEF))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 武井副大臣から、フルショフ事務局次長の今次訪日を歓迎し、今回で33回目を迎える日・UNICEF政策協議に触れた上で、日本としても、教育、保健、栄養、水・衛生、ジェンダー等、SDGsの幅広い分野をカバーし、高い知名度と強力な発信力を有するUNICEFと引き続き協力関係を発展・深化させていきたい旨述べました。
     また、武井副大臣から、我が国としては開発課題を分野横断的にとらえる「人間の安全保障」の概念を重視しており、これまで様々な現場で人間の安全保障のプロジェクトを立案・実施いただいたUNICEFには、引き続き人間の安全保障の実践に努めていただけると有り難い旨述べました。
  2. これに対し、フルショフ事務局次長から、これまでの日本のUNICEFに対する協力に謝意が示されるとともに、SDGsの推進や人間の安全保障の実践等の分野で、今後とも、日本とさらに協力を深めていきたい旨述べました。
(参考)国連児童基金(UNICEF)

 UNICEFは、1946年の第1回国連総会により設立。世界の子どもと若者のために、保健、栄養、水・衛生、HIV/AIDS、教育、子どもの保護、社会的包摂等の分野において、自然災害や武力紛争、感染症流行の際の緊急人道支援から中長期的な開発支援まで幅広く活動し、我が国が推し進める「人道と開発の連携」を組織として実践するとともに、途上国政府に対する政策の提言、立案、実施などの支援や国際社会に対するアドボカシーを実施している。本部はニューヨーク(米国)に所在。


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