外務省・新着情報

令和5年6月16日
テーブルにつき、ビデオメッセージを発出する、山田副大臣の様子

 6月15-16日、北マケドニア政府主催の西バルカン対話フォーラム「プレスパ・フォーラム・ダイアローグ」が北マケドニアのストルガで開催され、山田賢司外務副大臣が日本政府を代表してビデオメッセージ(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く)を発出しました。

  1. 山田副大臣は、本年のOSCE議長国を務める北マケドニア政府による西バルカンの欧州統合に向けた対話促進のための主体的イニシアティブを評価すると同時に、同地域における北マケドニアの民族融和及び域内協力の促進者としての主導的役割に敬意を表する旨述べました。
  2. その上で、西バルカンのEU統合を通じた平和と安定の実現は、欧州全体、ひいては国際社会の安定的繁栄にとって重要であり、ロシアのウクライナ侵略によって国際秩序の根幹が挑戦を受けている中、西バルカンのEU統合の意義もその重要性を増している旨述べつつ、「西バルカン協力イニシアティブ」の下で、西バルカン諸国のEU加盟に向けた経済社会改革を引き続き支援していくとの日本の決意を表明しました。
(参考)「プレスパ・フォーラム・ダイアローグ(Prespa Forum Dialogue)」:

 2020年に、西バルカン諸国のEU統合に向けた議論を促進することを目的として、北マケドニア政府が立ち上げた「西バルカン」を主題とする対話プラットフォーム。


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