外務省・新着情報
令和5年6月8日
6月8日午後2時15分（現地時間同日午前7時15分）から約90分間、メアリー・イン・カナダ国際貿易・輸出促進・小規模ビジネス・経済開発担当大臣（The Honourable Mary Ng, Minister of International Trade, Export Promotion, Small Business and Economic Development）が主催するWTO少数国グループ（オタワ・グループ）閣僚会合（於：OECD本部、パリ）が行われ、我が国からは山田賢司外務副大臣及び中谷真一経済産業副大臣が参加しました。
- 今回の会合では、WTO紛争解決制度（DS）改革及び、2024年2月に開催予定の第13回WTO閣僚会議（MC13）におけるオタワ・グループの役割を議題として、参加閣僚及びオコンジョ＝イウェアラWTO事務局長(Dr. Ngozi Okonjo-Iweala, Director-General of World Trade Organization)の間で活発な意見交換が行われました。MC13に向けて建設的に議論を進め具体的な成果が得られるよう、オタワ・グループとして他のWTO加盟国への働きかけも行いつつ、引き続き連携・協力していくことが確認されました。
- 山田副大臣からは、現在ジュネーブで行われているDS改革の議論における日本からの提案を紹介しつつ、DS改革を進めるためにMC13をどのように利用していくか引き続き閣僚レベルで議論していきたい等述べました。
（参考）オタワ・グループ
- カナダ政府の呼びかけで発足した、WTOにおける有志国グループ。2018年10月に第1回閣僚級会合がオタワで開催されて以降、不定期に閣僚会合を開催。
- 参加メンバー（アルファベット順）
オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、EU、日本、ケニア、韓国、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、シンガポール、スイス、英国