外務省・新着情報

令和5年3月17日

 3月16日及び17日、第21回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合を、三田共用会議所にて開催しました。

  1. この会合は、気候変動交渉について率直な議論を非公式な形で行うことを目的として、日本とブラジル連邦共和国が共同議長を務め、2002年より毎年東京で開催しているものです。本年は、26の国及び機関から気候変動交渉の首席交渉官等が出席しました。日本側は赤堀毅地球規模課題審議官(大使)、ブラジル側はアンドレ・コヘア・ラーゴ外務省気候変動・エネルギー・環境担当次官(Ambassador, Vice-Minister for Climate, Energy and Environment, Ministry of Foreign Affairs of the Federative Republic of Brazil)が共同議長を務めました。
  2. 今回の会合では、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)の成果を踏まえ、本年11月にアラブ首長国連邦ドバイで開催予定のCOP28で期待される成果及びそのためのプロセス等について意見交換を行いました。
  3. 日本は、共同議長国として出席者の活発な議論を促したほか、COP28の成功に向けて各交渉議題の今後の対応方針の整理等を行い、参加国間の共通理解の醸成に積極的に貢献しました。また、気候変動対策への取組を含む我が国の立場について詳しく説明を行いました。
  4. 我が国は、パリ協定が目指す脱炭素社会の実現のため、引き続き国際社会をリードしていきます。

発信元サイトへ