外務省・新着情報

令和4年9月21日
ビル・ゲイツ共同議長による岸田総理大臣の表敬の様子 ビル・ゲイツ共同議長による表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 国連総会に出席するため米国ニューヨークを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、現地時間9月21日午後5時20分(日本時間9月22日午前6時20分)から約10分間、ビル・ゲイツ共同議長(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)(Mr. William (Bill) Henry Gates III, Co-Chair of the Bill & Melinda Gates Foundation)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣は、世界の感染症対策及び保健システム強化のため、日本は、グローバルファンドに対し、今後3年間で最大10.8億ドルを拠出する旨述べた上で、2030年までの三大感染症収束のためには、保健システム強化に加え、新規ドナーや民間セクターの一層の貢献が不可欠であるとして、ゲイツ財団による更なる貢献に対する期待を述べました。
  2. これに対して、ゲイツ共同議長から、これまでの国際保健分野における日本の貢献に対する謝意が示されるとともに、国際保健分野における日本の技術やイノベーションが一層活用されることを期待する旨述べました。
  3. 両者は、明年のG7広島サミットや国連総会UHCハイレベル会合を見据え、将来のパンデミックへの予防・備え・対応を含め、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
[参考]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

 すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを負担可能な費用で受けられること。


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