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2024年4月26日

4月23日から26日にかけて、IAEA(国際原子力機関)職員及び国際専門家からなるIAEAタスクフォースが来日し、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューが行われました。

4月23日から26日にかけて、IAEA(国際原子力機関)のグスタヴォ・カルーソ原子力安全・核セキュリティ局調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator, Department of Nuclear Safety and Security)を含む6名のIAEA職員と、9名の国際専門家(アルゼンチン、英国、オーストラリア、韓国、中国、フランス、ロシア、米国、ベトナム)が日本を訪れ、ALPS処理水の海洋放出に関するレビューミッションが行われました。本レビューミッションは、海洋放出開始後2回目となります。

レビューミッションでは、IAEA職員及び国際専門家は、ALPS処理水の海洋放出の安全性について、IAEA国際安全基準に基づいて、技術的事項を議論しました。会合及び東京電力福島第一原子力発電所の現地調査の概要は、以下のとおりです。

1.日本政府(経済産業省、原子力規制委員会、外務省等)及び東京電力との会合

今回のレビューミッションでは、日本政府と東京電力側から2023年度のALPS処理水の放出実績や2024年度の放出計画に関する情報提供を行うとともに、 IAEAの国際安全基準に則り放出開始後の取組状況について説明を行い、議論が行われました。

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(カルーソ調整官)

 

2.東京電力福島第一原子力発電所の現地調査

4月24日、IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所を訪問し、ALPS処理水の放出設備の状況について現地確認を行いました。

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(写真:福島第一原発現地調査の様子)

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担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室調整官 田辺
担当者: 泉井、飯塚
電話:03-3501-1511(内線 4441)
メール:bzl-hairo-syorisuitaisaku★meti.go.jp
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