外務省・新着情報

令和4年4月4日
ドゥダ大統領と握手する林外務大臣 ドゥダ大統領表敬
モラヴィエツキ首相と林外務大臣 モラヴィエツキ首相表敬

 現地時間4月4日午前11時40分(日本時間同日午後6時40分)から約25分間、総理特使としてポーランドを訪問中の林芳正外務大臣は、マテウシュ・モラヴィエツキ・ポーランド共和国首相(H.E. Mr. Mateusz Morawiecki, Prime Minister of the Republic of Poland)を、同日午後12時35分(日本時間同日午後7時35分)から約40分間、アンジェイ・ドゥダ・ポーランド共和国大統領(H.E. Dr. Andrej DUDA, President of the Republic of Poland)を、それぞれ表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、ウクライナ避難民受入れを始め、最前線でロシアによるウクライナ侵略に対応しているポーランドに心からの敬意と連帯の意を表する旨述べ、岸田総理の指示により、避難民受入れの現場を直接確認し、日本が支援を行う上でのニーズや課題を把握すべく、総理特使として訪問した旨述べました。
     その上で、林大臣から、大統領及び首相それぞれに岸田総理からの親書を伝達しました。
  2. これに対し、ドゥダ大統領及びモラヴィエツキ首相それぞれから、特使としての訪問を心から歓迎する旨述べ、ウクライナ及びポーランドを含む周辺国に対する日本の緊急人道支援等の「連帯」の姿勢に対し、深い謝意が表明されました。
  3. 林大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態である旨述べ、ドゥダ大統領及びモラヴィエツキ首相との間で、志を同じくする民主主義国が一致・結束して毅然と対露制裁を継続することが重要であるとの認識で一致しました。
  4. 林大臣とドゥダ大統領及びモラヴィエツキ首相は、二国間関係について意見交換を行い、100年を超える両国の友情を更に深めることで一致するとともに、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共に推進し、引き続き、戦略的パートナーとして緊密に連携していくことで一致しました。

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