外務省・新着情報

令和4年4月4日
握手する両外相
記念撮影する両外相

 現地時間4月4日午前10時(日本時間同日午後5時)から約1時間、総理特使としてポーランドを訪問中の林芳正外務大臣は、ズビグニェフ・ラウ・ポーランド共和国外務大臣( H.E. Prof. Zbigniew RAU, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Poland)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、先日(2月26日)は電話会談であったが、今回、対面でお会いすることができて喜ばしいと述べた上で、岸田総理の指示により、ウクライナ避難民が置かれた状況を直接確認し、日本が支援を行う上でのニーズや課題を把握すべく、総理特使として訪問した旨述べました。
     また、ウクライナ避難民受入れなど、正に最前線でロシアによるウクライナ侵略に対応しているポーランドに心からの敬意と連帯の意を表する旨述べました。さらに、ウクライナ在留邦人の待避や日本からウクライナへの防衛装備品輸送に対するポーランドの協力に深く感謝する旨述べました。
  2. ウクライナ情勢に関し、林大臣から、今回のロシアによるウクライナ侵略に関する日本の立場を改めて述べた上で、志を同じくする民主主義国が一致・結束して毅然と対露制裁を継続することが重要である旨述べ、両大臣は、祖国を守るため懸命に戦うウクライナの人々を、断固たる決意で支援していくことを確認しました。
     また、ラウ大臣からは、ウクライナ及びポーランドを含む周辺国に対する日本の緊急人道支援等の「連帯」の姿勢に対し、深い謝意が表明されました。
  3. 二国間関係についても意見交換を行い、両大臣は、自由で開かれた国際秩序を守るため、戦略的パートナーとして、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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