令和3年2月22日

2月22日、ジュネーブ軍縮会議(CD)公式本会議のハイレベル・セグメントがオンライン形式で開催され、鷲尾英一郎外務副大臣がビデオ・メッセージを発出したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 鷲尾外務副大臣は、ビデオ・メッセージにおいて、日本は唯一の核軍縮交渉機関であるCDの包摂性を重視するとともに、特に核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の早期交渉開始及び包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を重視している旨述べ、核兵器のない世界の実現に向けたアプローチに大きな違いが見られる中で共通の基盤となり得る具体的措置を見出していくことが重要である旨強調するとともに、次回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議に向けた我が国の取組や北朝鮮への対応についての我が国の立場を説明しました。
  2. 我が国としては、引き続き、核軍縮をはじめとする軍縮・不拡散分野での取組を推進していく考えです。

[参考]

  1. 鷲尾副大臣ビデオ・メッセージ(英文(PDF) / 仮訳(PDF)
  2. ビデオ・メッセージ動画