外務省・新着情報

令和6年4月19日
リンダ・トーマス=グリーンフィールド米国国連大使と握手する岸田総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 4月19日、午前9時40分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、リンダ・トーマス=グリーンフィールド米国国連大使(閣僚級) (Honorable Linda Thomas-Greenfield, Representative of the United States of America to the United Nations)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、トーマス=グリーンフィールド大使の訪日を歓迎するとともに、世界を分断や対立ではなく協調に導くためにも、日米のリーダーシップが今ほど重要なときはない旨述べ、安保理を始め国連での連携を更に深めていきたい旨強調しました。これに対し、トーマス=グリーンフィールド大使は、先般の岸田総理大臣の米国公式訪問の成功にお祝いを述べた上で、日本が安保理理事国を務める機会を最大限活用しつつ、国連の場を始めとして日米及び日米韓での協力を深めて行きたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、3月の安保理閣僚級会合への協力に感謝の意を述べつつ、トーマス=グリーンフィールド大使が長崎原爆資料館を訪問する予定であることについて、被爆の実相に触れ、有意義な訪問となることを期待する旨述べました。
  3. 岸田総理大臣から、関連安保理決議の完全な履行や、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応における協力の重要性を強調し、両者間で引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  4. その他、双方は、中東情勢、安保理改革等様々な分野においても一層緊密に連携していくことで一致しました。

発信元サイトへ