外務省・新着情報

令和6年4月17日

 4月17日(現地時間16日)、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにおいて、高木昌弘駐ドミニカ共和国日本国特命全権大使とロベルト・アルバレス・ドミニカ共和国外務大臣(H.E. Mr. Roberto ÁLVAREZ, Minister of Foreign Affairs of the Dominican Republic)との間で、66.6億円を限度とする円借款(注)「統合的な固形廃棄物管理改善計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

(注)円借款:開発途上国に対して必要な資金を緩やかな条件(低い金利や長い返済期間)で貸し付ける協力。開発途上国にとっては、日本への返済を前提とした資金であるため、効果的な活用や自立的発展に繋がることが期待される。

  1. 対象案件の概要
     本協力は、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴ特別区北西部に位置する区内唯一の廃棄物最終処分場であるドゥケサ処分場において、廃棄物の適切な処分を行うための場内整備や作業員等に対する職業訓練を含む技術支援等を行うことにより、同処分場における廃棄物管理の改善を図るものです。
  2. 供与条件
    1. 金利:年1.70%
    2. 償還期間:30年(10年の据置期間を含む。)
(参考)ドミニカ共和国基礎データ

 ドミニカ共和国は、面積4万8,442平方キロメートル(九州に高知県を合わせた広さ)。人口約1,123万人(2022年、世界銀行)。人口1人当たり国民総所得(GNI)は9,050米ドル(2022年、世界銀行)。


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