復興庁・新着情報

土屋復興大臣記者会見録[令和5年10月17日]

令和5年10月17日(火) 11:00~11:07 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨
 

 10月19日に福島県川俣町、大熊町、いわき市を訪問します。川俣町では観光農園スマイルファームを視察し、大熊町では中間貯蔵施設を視察します。また、いわき市では市長へ就任の御挨拶をさせていただきます。

 

2.質疑応答

(問)ロシアの輸入規制についてお伺いします。第一原発の処理水の海洋放出を巡って、ロシアが日本産の水産物の輸入を規制する中国の措置に参加するというふうに表明いたしましたが、大臣の受け止めと復興庁としての対応をお聞かせください。

(答)このALPS処理水については、安全性は公に発表されていることですので大変遺憾だと思います。科学的根拠に基づき、高い透明性を持って丁寧にこれからも説明していく必要があると考えております。

 復興庁といたしましては、引き続きALPS処理水の安全性とともに、三陸・常磐ものなど、地域の魅力を国内外に積極的に発信していく予定でございます。

 いろいろな国との絡みにおいてロシアもこういう発表をしたと思いますので、全世界的に理解を求め、またロシア、中国に関しましては根気よく、これからも安全性をしっかりと伝えていきたいと思います。

(問)大臣、御検討されていた「竜の会」の家賃の計上の件で御判断された点がございましたら教えていただきたいと思います。

(答)一応、いろいろ検討した結果、何人かにお伺いしたのですが、自分の家を住所地で届けていて、実態としては、実際は住所地としているだけで、その場所を使っているわけではない場合は、特にはいいのだろうという話があるのですが、ただ、今の話は政治資金規制法の政治資金収支報告書に記載が必要な、家賃が発生するものではないと私は認識していたのですが、弁護士によっては、きちんと家賃を支払うというか、額を収支報告書に出して、そういう形にしたほうが周りからは理解を得られるのではないかということで、訂正することにはいたしました。

(問)そうすると、訂正されたところと、どのように訂正されるのかというようなところを我々に御説明いただきたいのですが。そういった場は設けて頂けますでしょうか。その時点でお教えいただきたいのですが。

(答)まだ提出はしていないのですが、間もなくうちの経理が提出すると思います。今話し合っているのは、弁護士とも相談したら、便宜上使っているのだから月額2万円程度でいいのではないかと。それはその土地の値段や、私の家の地域の家賃、近所の家賃などと勘案しまして、その程度でいいのだろうということでしておりますが、修正可能な3年分の合計で、今の段階で約72万円分を寄附、計上する予定であります。

(問)提出されたら、それを確認させていただくことはできるのですか。

(答)はい。

(問)政治団体の「竜の会」の所在地となっていた御自宅は、大臣の所有ということになっているわけですね。

(答)私の家です。所有だからいいだろうと思っていたわけですが、選管に聞くと、所有でそうしている人はたくさんいて、それならそれでいいのではないかという話もあるのですが、周りから見て疑義があるような考えもあるならば、訂正しておいたほうがいいだろうという結論に達したということです。

(問)いつ提出されるということになるんでしょうか。

(答)たぶん経理の予定で、まだ聞いていないのですが、そんなに遅からず提出すると思います。今週中にはするのではないかと思っています。

(問)では、改めてまた金曜日。

(答)はい。その段階で提出しているかどうかということです。

(問)承知いたしました。

(問)今の点で、「竜の会」に対して土屋大臣が毎月2万円、無償で自宅を使っていただいていたので、大臣が「竜の会」に寄附をした。それを1か月2万円なので年間24万円で、過去3年分なので……

(答)72万円。

(問)2022、21、20という3年間になるんでしょうか。

(答)遡れる3年間ということになるのだろうと思います。

(問)3年間を、大臣が「竜の会」に寄附したということで修正を。

(答)はい。そういう形で修正する。

(問)金曜までには出されるのではないだろうかと。

(答)そうですね。今、秘書と確認しないとはっきりしたことは言えないのですが。

(問)細かい事実関係の話だと思うので、我々が事務所にもし電話して確認ができるようであれば、一言、言っておいていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

(答)はい、分かりました。

(以  上)

    発信元サイトへ