外務省・新着情報
令和5年7月19日
7月18日から19日にかけて、森健良外務事務次官は、G7広島サミットの成果を踏まえたグローバル・サウスとの連携の一環として、南部アフリカにおける安定的な民主主義国であるザンビア共和国を訪問し、同国政府関係者と会談を行いました。
- 森次官は、ローレンス・ムワナニャンダ・ザンビア共和国大統領特別補佐官（Dr. Lawrence MWANANYANDA, Special Assistant to the President on the Project Monitoring and Implementation of the Republic of Zambia）、ジト・カユンバ・ザンビア共和国大統領特別補佐官(経済・開発担当)（Mr. Jito KAYUMBA, Special Assistant to the President on Economic and Development Affairs of the Republic of Zambia）、ハンフリー・チバンダ外務次官代行（Ambassador Humphrey CHIBANDA, Acting Permanent Secretary, Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Zambia）との間で意見交換を行いました。
- 意見交換の中で、森次官からは、ヒチレマ大統領のウクライナ情勢に関する確固たる立場を日本政府として評価していることを伝えると共に、共通枠組に基づく債務再編につき、中国を含む関係各国と大枠合意に達したことに祝意を示し、成功事例となることを期待する旨述べました。双方は、ウクライナ、東アジアを含む地域・国際情勢について協力を確認した上で、TICADのフォローアップを行いつつ、鉱物資源を含むビジネスの促進を通じ、日・ザンビア二国間関係についても強化することで一致しました。