外務省・新着情報

令和5年6月21日
握手する両外相
着席し、会談を行う、両外相の様子

 現地時間6月21日11時50分(日本時間同日19時50分)から約15分間、英国政府とウクライナ政府が共催する「ウクライナ復興会議」に出席するためロンドンを訪問中の林芳正外務大臣は、ドミニク・ハスラー・リヒテンシュタイン公国外務・教育・スポーツ相(H.E. Ms. Dominique HASLER, Minister of Foreign Affairs, Education and Sport of the Principality of Liechtenstein)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、1996年の外交関係樹立以来、両国の歴史上初の外相会談を行うことができうれしく思う旨述べるとともに、国際秩序が挑戦を受ける中、同志国間での連携はこれまで以上に重要であり、基本的価値を共有するパートナーであるリヒテンシュタインとの関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し、ハスラー外務・教育・スポーツ相から、初の外相会談を歓迎するとともに、引き続き二国間及び国際場裏で様々な分野における協力を継続していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、リヒテンシュタインが主導した安保理での拒否権行使時の総会開催に関する国連総会決議の意義に触れつつ、国連改革について今後も協力・連携していくこと、さらに、ロシアによるウクライナ侵略への対応について引き続き同志国が結束して対応していくことで一致しました。また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行いました。

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