外務省・新着情報

令和5年5月1日

 5月1日(現地時間同日)、モンゴル国の首都ウランバートルにおいて、秋本真利外務大臣政務官とボルド・ジャブフラン・モンゴル国大蔵大臣(H.E. Mr. Bold JAVKHLAN, Minister of Finance of Mongolia)との間で、総額2億6,600万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名が行われました。

  1. モンゴルでは、産業構造の多角化等の開発課題を扱う政府機関・関係省庁において、統治能力の向上及び制度構築を担う良質な人材の育成が課題となっています。我が国は、モンゴルの持続可能な経済成長を後押しする取組を行ってきており、今回の協力は、その一環としてモンゴルの若手行政官等が、日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。
  2. 今回の協力により、令和6年度に最大16名のモンゴルの若手行政官等が、我が国の大学院に留学することができます。この協力により育成された人材が、将来モンゴルの各分野で、同国の開発課題の解決に貢献することに加え、我が国とモンゴルの相互理解や友好関係の増進に寄与することが期待されます。
(参考)モンゴル国基礎データ

 モンゴル国は、面積約156万4,100平方キロメートル(日本の約4倍)、人口約346万人(2022年、モンゴル国家統計局)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は3,760米ドル(2021年、世界銀行)。


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