外務省・新着情報

令和5年4月18日
アフリカセッションに参加するG7外相

 4月18日午前9時25分から約75分間、林芳正外務大臣は、「アフリカ」セッションを開催したところ、概要は以下のとおりです(G7各国の外相及び欧州対外活動庁(EEAS)事務次長(EU上級代表の代理)が参加)。

  1. 本セッションでは、現下の国際情勢におけるアフリカの重要性について議論が行われ、偽情報拡散、不透明・不公正な開発金融等へ対処することが必要であるとの認識を共有しました。また、スーダン情勢の悪化やサヘル地域、アフリカの角地域及び大湖地域の情勢等について議論が行われ、G7が連携し、アフリカの平和と安定に向けたアフリカ自身の取組を後押ししていくことが重要であるとの認識を共有しました。
  2. 林大臣からは、アフリカ諸国に陣営の選択を求めるのではなく、G7がアフリカへの関与を強化し、頼れるパートナーであると示すことが重要である旨述べました。また、日本の取組としてTICADを紹介した上で、食料・エネルギー価格高騰等を踏まえたアフリカへの支援を引き続き実施していく旨述べました。
  3. さらに、林大臣から、各G7メンバーのアフリカへの関与強化を歓迎する旨述べるとともに、岸田文雄内閣総理大臣が近くアフリカを訪問予定である旨説明し、引き続きG7で連携し、アフリカとの関係を強化していきたい旨述べました。

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