外務省・新着情報
令和5年4月18日
現地時間令和5年4月17日午前11時40分（日本時間18日午前0時40分）から約2時間、岸田裕子総理大臣夫人はジル・バイデン大統領夫人（Dr. Jill Biden, the First Lady of the United States）の招待によりホワイトハウスを訪問し、同大統領夫人と懇談、昼食会及び桜の植樹を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 懇談は、岸田総理夫人が点てたお茶を飲みながら行われました。冒頭、岸田総理夫人から、1月の米国訪問に際し岸田総理大臣が、バイデン大統領から熱烈な歓迎と心温まるおもてなしを受けたことに謝意を述べるとともに、今回の訪問でバイデン大統領夫人と親交を深めることができてうれしく思う旨述べました。
- 岸田総理夫人から、昨年5月のバイデン大統領の訪日では、夕食会に先立ち同大統領にお茶席を設ける機会に恵まれたことは大変光栄であったと述べるとともに、全ての出会いを大切にするという「一期一会」という考えを紹介し、本日、バイデン大統領夫人ともお茶を共にすることができてうれしく思うと述べました。両夫人は、今の日本と米国が素晴らしい関係にあることを分かち合いました。
- 岸田総理夫人から、「全米桜祭り」は、春の訪れと日米友好を祝うワシントンD.C.最大の文化イベントであり、日本に縁のあるこのお祭りが、多くの米国民に愛されていることは大変喜ばしく、この桜祭りを通じて日米間の交流がますます花開くことを期待する旨述べました。両夫人は、様々な分野で培ってきた日米の友好・親善がより一層深まるよう尽力していくことで一致しました。
- また、岸田総理夫人は、バイデン大統領夫人の案内でホワイトハウス内を見学しました。
- バイデン大統領夫人主催の昼食会では、米国で活躍する日米両国の女性を交えて両国における女性の活躍等について意見交換を行うとともに、両夫人は両国で女性の活躍がより一層促進されることが重要であるとの考えを共有しました。
- 昼食会後、岸田総理夫人は、バイデン大統領夫人の案内でバイデン大統領の執務室を訪問し、バイデン大統領と短時間言葉を交わしました。
- その後、両夫人はホワイトハウスの庭で桜の植樹を行い、この桜の木のように日米関係がますます力強く成長・発展していくことを願いました。
- 終わりに岸田総理夫人から、5月のG7広島サミットで岸田総理と共に、バイデン大統領夫妻をお迎えすることを期待している旨述べました。