外務省・新着情報

令和5年3月3日
正面を向き、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子

 現地時間3月3日午前11時50分(日本時間3日午後3時20分)から約35分間、日米豪印外相会合出席のためインド・ニューデリーを訪問中の林芳正外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、両外相は、本年が日加外交関係樹立 95 周年であることを祝いつつ、 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現や G7 での協力等において、日加間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  2. 両外相は、地域情勢等について意見交換を行いました。
  • (1)両外相は、開始から一年が経過したロシアによるウクライナ侵略について、引き続き国際社会の結束を維持しながら、厳しい対露制裁及び強力なウクライナ支援を行っていくことで一致しました。さらに、両外相は、いわゆるグローバルサウスの関与や支援の重要性を確認するとともに、第三者からロシアへの軍事的支援を防ぐことの重要性を強調し、引き続き日加で緊密に連携していくことを確認しました。
  • (2)両外相は、中国をめぐる諸課題への対応に当たり、引き続き連携していくことを確認しました。
  • (3)両外相は、先月のICBM級弾道ミサイルの発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
  • (4)両外相は、CPTPPについて、戦略的な観点を踏まえて率直な議論を行い、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  1. 両外相は、G7広島サミット及びG7外相会合の成功に向けて、引き続き日加で緊密に連携していくことで一致しました。

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