経産省・新着情報

2022年12月6日

経済産業省及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)では、衛星データ等を用いた解析サービスのアイデア及びシステムの開発に取り組む国内外の企業等を広く募集するNEDO初の懸賞金事業‟NEDO Supply Chain Data Challenge”の最終選考会を12月12日に開催します。

1.“NEDO Supply Chain Data Challenge”について

新型コロナウィルス感染症の世界的な流行によって、グローバルサプライチェーンの寸断リスクが顕在化しました。我が国でも、国内外の取引先が稼働を停止したことで、経済活動が多大な影響を受けました。このような課題には、自社サプライチェーンの中で供給停止リスクのある企業・工場の早期特定、他拠点の把握などを現地に赴くことなく遠隔で情報収集できる衛星画像データの活用が期待されています。

こうした社会課題の解決に向けた新たなソリューションの研究開発に当たっては、多数の応募者を募り、様々なアイデアやアプローチをコンテスト形式により応募者が競い合う場を創ることが有効であるため、新たな研究開発の実施方法として、NEDOで初めてとなる懸賞金事業として‟NEDO Supply Chain Data Challenge”を開催中です。

本事業は、衛星画像データと多様な情報を組み合わせ、サプライチェーンモニタリングやマネジメントの高度化に資する優れたアイデア及びシステムの提案者に対して懸賞金(総額3,780万円)を付与する事業です。

2.“NEDO Supply Chain Data Challenge”最終選考会について

12月12日、アジア最大級の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2022」の初日イベントとして、本事業の最終選考会を開催し、応募者によるピッチコンテスト、スペシャルイベント、表彰式を行います。

スペシャルイベントでは、特別審査委員の毛利衛宇宙飛行士と産学官の代表によるパネルディスカッションを開催し、「衛星データの産業利用による社会課題解決」について議論いたします。また、表彰式においては、アイデア部門、システム開発部門(テーマ1 港湾、テーマ2 災害)のそれぞれの部門の3位までの表彰に加え、毛利特別審査委員による特別賞「Tellusチャレンジ賞」の授与や三井住友海上保険株式会社による「三井住友海上賞」の授与も予定しています。

最終選考会の模様は、オンラインで配信しますので、下記のURLから是非ご観覧ください。

日時:2022年12月12日(月曜日) 10時から17時30分 (開場:9時30分、閉場:18時)
オンライン:Youtubeによりこちら外部リンクから視聴可能(事前申し込み不要) 
プログラムPDFファイル

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担当

製造産業局宇宙産業室長 伊奈 
担当者: 小原、水上、早馬

電話:03-3501-1511(内線 3844)
03-3501-0973(直通)
03-3501-7062(FAX)

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