外務省・新着情報

令和4年9月26日

 9月26日付けで、国際協力局内に「国際保健戦略官」を新設するとともに、「国際保健政策室」を「国際保健戦略官室」に改組しました。

  1. 国際保健戦略官は国際的な保健課題に関する事務を所掌し、地球規模で必要と考えられる所要の検討を行いつつ、企画・立案と調整・意思決定に当たります。国際保健戦略官室は、これまで国際保健政策室が担当してきた事務を担当します。
  2. 新型コロナウイルスの世界的感染拡大により明らかになったように、国際保健(グローバルヘルス)は、経済・社会・外交・安全保障に直結する重要課題となっています。国際社会においては、新型コロナウイルス感染症という未曽有の健康危機を踏まえ、健康安全保障に資するグローバルヘルス・アーキテクチャーを確立し、パンデミックを含む健康危機に対する予防、備え、対応を強化し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて取り組むことが一層求められています。 
  3. 国際保健戦略官を新設し、その下に国際保健戦略官室を設置することにより、今後、外交の中でも一層比重が増し、中・長期的な対応が求められるグローバルヘルス分野において、官・民・学・市民社会などのマルチ・ステークホルダーが連携しつつ、より戦略的・効果的な外交政策を企画・実施できるよう尽力していきます。
[参考]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

 すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを負担可能な費用で受けられること。

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