外務省・新着情報

令和4年9月20日
アントニア・ウレホラ・ノゲラ・チリ共和国外務大臣と林芳正外務大臣
日・チリ外相会談

 現地時間9月20日午後4時15分(日本時間21日午前5時15分)から約20分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、アントニア・ウレホラ・ノゲラ・チリ共和国外務大臣(H.E. Ms. Antonia URREJOLA Noguera, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Chile)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本年2月のテレビ会談に続く、今回の対面での会談を嬉しく思うと述べるとともに、太平洋に面する諸国同士、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現を含め、連携していきたい旨述べ、両大臣は基本的価値を共有する戦略的パートナーとしてインド太平洋を含む国際社会の安定に向け協力を深めていくことで一致しました。
  2. 林大臣は、チリによるTPP11協定の早期締結への期待を改めて伝えるとともに、要人往来を含め、二国間関係を一層強化させたい旨述べました。ウレホラ大臣からも、本年の外交関係樹立125周年を機に、二国間関係の強化に向けて協力していきたい旨述べました。
  3. 両大臣は、国際秩序が揺らぎ、法の支配の徹底が重要となる中、安保理改革を含む国連全体の機能強化の重要性について確認し、ウクライナ侵略への対応を含め、国際社会の諸課題について連携して対応していくことを確認しました。
  4. 両大臣は、このほか、地域情勢や国際場裡における協力について意見交換を行い、二国間関係を一層強化するため、様々な分野で緊密に協力していくことで一致しました。

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