外務省・新着情報

令和4年5月13日
正面を向き、握手を交わす、林外務大臣とジョリー外務大臣の様子
日加外相会談の様子

 現地時間5月12日17時(日本時間13日0時)から60分間、G7外相会合出席のためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、両外相は、先月に続き対面で会談でき嬉しく思う旨述べた上で、ロシアによるウクライナ侵略への対応等において、G7の場を含め日加間の緊密な連携が進んでいることを改めて歓迎しました。
  2. 両外相は、ウクライナや北朝鮮、中国等の地域情勢について意見交換を行いました。
  • (1)両外相は、ジョリー外相のウクライナ訪問を含むウクライナ情勢に関する最近の動きについて触れた上で、対露制裁やウクライナ支援等において、引き続き日加を含むG7で緊密に連携していくことを確認しました。また、ジョリー外相からは、日本によるアジア各国への働きかけについて高い評価が示されました。
  • (2)両外相は、中国をめぐる諸課題への対応に当たり、引き続き連携していくことを確認しました。
  • (3)両外相は、本12日の弾道ミサイル発射を含め、一連の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題、「瀬取り」や拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
  1. その上で、両外相は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持するため、6つの優先協力分野を含め、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて具体的で力強い連携を進めていくことを確認しました。

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