外務省・新着情報

令和4年5月13日

 5月13日(現地時間12日)、G7外相は、標記声明を発出しました。

(声明仮訳)
 我々、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国及び米国のG7外相並びにEU上級代表は、タリバーンによってアフガニスタンにおいて女性と女児の権利自由に課される制約が増加していることに最も強い反対を表明し、遺憾に思う。
 我々は、すべてのアフガニスタン人に対するタリバーンの約束及び国際法の下でのアフガニスタンの義務に沿って平等な権利を求めるアフガニスタンの人々とともにある。我々は、人口の半数が完全かつ平等に意義ある形で社会に参画する能力を厳しく制約する、女性が公共の場に出ることに関する最近の発表を含む益々制限的な措置の適用を、こうした制限的措置を遵守させるための家族への新たな罰則と併せて、非難する。
 これらの動きにより、タリバーンは、自らを国際社会からの更なる孤立に追いやっている。3月24日付けのノルウェーとの共同声明に呼応し、我々は、タリバーンに対して、女性と女児への制限を撤廃する措置を至急執り、彼らの人権を尊重し、アフガニスタン人と世界の期待に応えて、国家の長期的平和、安定及び発展に重要な、彼らの仕事、教育、公的生活への完全かつ平等で意義のある参画、並びに移動の自由及び表現の自由を認めるよう求める。


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