外務省・新着情報
令和4年4月28日
4月27日（現地時間同日）、南スーダン共和国の首都ジュバ市において、我が方、外山光弘在南スーダン共和国日本国臨時代理大使と、先方マイェン・ドゥット・ウォル外務・国際協力次官（H.E. Amb. Mayen Dut Wol, Undersecretary of the Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation）との間で、供与限度額26.55億円の無償資金協力「ジュバ市内橋梁建設計画」に関する書簡の交換が行われました。
- 南スーダンは、20年にわたる内戦による経済状況の悪化が住民の基礎生活環境に大きな影響を及ぼしており、内戦により荒廃し老朽化した都市インフラの整備が復興・開発に向けた喫緊の課題となっています。
- この協力は、首都ジュバ市内において同市内の幹線道路上の老朽化した4橋梁の架け替えを行うことにより、安全な通行の確保及び交通容量の拡大を図り、もって同国の経済及び社会インフラ整備に寄与するものです。
- また、我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議（TICAD7）において、「質の高いインフラ投資に関するG20原則」を踏まえた質の高いインフラ投資の推進を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
（参考）南スーダン共和国基礎データ
南スーダン共和国の面積は約64万平方キロメートル（日本の約1.7倍）、人口は約1,106万人（2019年、世界銀行）、人口一人当たりの国民総所得（GNI）は460米ドル（2018年、世界銀行）。