外務省・新着情報

令和3年12月14日

 12月14日、午後6時30分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Mr. Olaf Scholz, Chancellor of the Federal Republic of Germany)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ドイツ新政権の発足とショルツ首相就任に祝意を表するとともに、日本は基本的価値を共有するドイツとの関係を重視している旨述べました。これに対し、ショルツ首相からも、謝意とともに日独関係を更に強化していきたい旨の考えが示されました。
  2. 両首脳は、ドイツが来年、日本が再来年議長国を務めるG7を始め、緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 両首脳は、日独交流160周年を迎える本年、日独情報保護協定の締結、日独外務・防衛閣僚会合(「2+2」)の初開催や、フリゲート艦「バイエルン」の日本寄港など、両国の安全保障・防衛協力が深化したことを歓迎し、引き続き協力を深めていくことで一致しました。
  4. 両首脳は、中国や拉致問題を含む北朝鮮等の地域情勢についても連携していくことを確認しました。また、両首脳は、核軍縮・不拡散についても協力を強化していくことで一致しました。

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