外務省・新着情報

令和3年10月25日
ホワイトボードを用いてプレゼンテーションを行う、8名の日米の学生達の様子 プレゼンテーションを行う学生達
ホワイトボードを用い、互いにアイディアを出しながら、プレゼンテーションの準備を進める、7名の日米の学生達の様子 プレゼンテーション準備をする学生達

 10月23日及び24日、長崎県佐世保市(米海軍佐世保施設)にて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program: YEP)の今年度の第二回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて、相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
 今般開催された佐世保市での事業では、「日米友好をテーマにした旗及びご当地キャラクター」をテーマに、日米の中高生約40名が交流しました。

2 概要

  • (1)開会式(1日目:10月23日(土))
    日本側から馬場隆治北米局日米地位協定室長が、米側からジュディス・アレン米国防省教育部(DoDEA)東太平洋教育長及びジョン・テイラー在福岡米国首席領事(ビデオ)が出席し、2日間で参加者が互いに友情を育むことや、本事業が参加者の将来に有益なものとなることへの期待を寄せ、挨拶を行いました。
    演壇に立ち、開会式で挨拶する、アレンDoDEA東太平洋教育長の様子
    開会式にて挨拶を行うアレンDoDEA東太平洋教育長
  • (2)学生によるプレゼンテーション
  •  (ア)1日目:10月23日(土)
     学生たちは、グループに分かれ、日米友好関係のさらなる発展といった願いを込めて旗をデザインし、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
  •  (イ)2日目:10月24日(日)
     学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、佐世保市を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
  • (3)閉会式及び修了式(2日目:10月24日(日))
    日本側から朝長則男佐世保市長が、米側からドナルド・ウィリアムス米国防省教育部(DoDEA)東太平洋副教育長、及び、在日米軍広報部次長トーマス・バーガー少佐(ビデオ)が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
朝長則男佐世保市長より表彰を受ける、日米の学生達の様子

表彰式の様子

演壇に立ち、閉会式にて挨拶を行う朝長市長の様子閉会式にて挨拶を行う朝長市長

3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)

  • 英語でのコミュニケーションは不安でしたが、米側の学生がとても親切に接してくれたので、リラックスして楽しむことが出来ました。2日間という短い時間でしたが、最後にはとても良い友情関係を構築できました。イベント後もここでできた友人と連絡を取り合い、アメリカの文化や英語をさらに勉強して、より深くお互いのことについて知っていきたいと思います。充実した時間を過ごせたので来年も是非参加したいです。(日本側参加者)
  • 普段日本人の学生と関わる機会がないので、今回はとても貴重な経験になりました。日本の文化や考え方などを同年代の学生を通して知ることができ、たくさんの学びや発見がありました。今後日本人コミュニティーと交流する際には、このイベントで得た経験を生かしてより良いコミュニケーションがとれると思います。(米側参加者)
(参考)実施形態

  • 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA
  • 開催協力:米海軍佐世保施設、長崎県佐世保市教育委員会

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