令和3年9月13日

 9月10日(現地時間同日)、ブルンジ共和国のブジュンブラにおいて、我が方、今井雅啓駐ブルンジ共和国日本国特命全権大使(ルワンダにて兼轄)と先方フサイノウ・タール国連世界食糧計画(WFP)ブルンジ事務所代表(Dr. Housainou TAAL, Representative and Country Director of World Food Program Burundi)との間で、供与額3.5億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ブルンジでは、2019年に雨期が長期化したことにより、食物生産量が低下したことに加え、食料品を中心として物価の上昇も見られており、同国は深刻な食料危機状態にあります。この協力はWFPを通じて、同国に対し、食糧(我が国政府米)を供与することにより、同国の食料事情の改善を図るものです。
  2. 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。

 ブルンジ共和国の面積は約2.78万平方キロメートル(四国の約1.5倍)、人口は約1,153万人(2019年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は280米ドル(2019年、世界銀行)。