令和3年9月12日

  1. 政府としては、アフガニスタンからの出国を希望する現地職員等を支援するため、近隣諸国の公館に必要な体制を構築し、これまで様々な支援を行ってきました。こうした取組の結果、9月12日、JICAアフガニスタン事務所の現地職員及びその家族(計4名)が本邦に到着しました。
  2. これらの現地職員等は、アフガニスタンの情勢悪化を受けて陸路で近隣国に出国したところ、我が国として査証発給や航空券手配等の支援を行い、今般、本邦に到着したものです。これらの現地職員等は、必要な防疫措置を実施した上で入国し、水際対策措置に則り、現在必要な待機を行っています。
  3. いずれにせよ、近隣国への陸路での移動は非常に危険であり、現時点においてそれを推奨することはできません。政府としては引き続き、米国やカタールを始めとする関係国と緊密に連携しながら、タリバーンとの交渉を含む外交努力等を通じ、邦人及び現地職員等の安全確保や必要な出国支援に全力で対応していきます。