令和3年8月31日

ケリー大統領特使と挨拶する茂木外務大臣

ケリー大統領特使と茂木外務大臣の会談の様子

記念撮影するケリー大統領特使と茂木外務大臣

 8月31日、午前10時45分から50分間、茂木敏充外務大臣は、訪日中のジョン・ケリー米国気候問題担当大統領特使(The Honorable John F. Kerry, United States Special Presidential Envoy for Climate)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、ケリー特使の来日を歓迎するとともに、気候変動対策は世界にとって重要な課題であり、COP26、さらにその先を見据え、米国と共に世界の脱炭素化に向けた取組をリードしていきたい旨述べました。
  2. また、茂木大臣から、我が国が気候変動対策を最優先事項に掲げ、2050年カーボンニュートラルに向け、気候サミットで野心的な2030年目標を表明したことに触れ、この高い目標の実現のため、鍵となるのはイノベーションであり、日本が持つ世界トップクラスの技術を大いに活用していくとの考えを述べました。
  3. これに対し、ケリー特使から、米政権の気候変動分野におけるこれまでの取組や自身の今後の活動予定について説明があり、双方は、世界の脱炭素化に向け、日米気候パートナーシップや日米豪印の場を含め、主要排出国を含めた途上国の排出削減の取組への協力の重要性に一致し、引き続き緊密に協力・連携していくことで一致しました。