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2021年6月30日

6月29日に、日本が議長国として第11回クリティカルマテリアル・ミネラル会合※がオンラインで開催されました。
本会合では、政府関係者による日米欧豪加のクリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等の取組、今後の課題等について情報交換を行い、今後もクリティカルマテリアルの安定確保等に向けて連携した取組を推進していくことを確認しました。

1.背景

クリティカルマテリアル・ミネラル会合は、2010年にクリティカルマテリアル (特にレアアース)の価格が高騰し始めたことなどにより、2011年から開始したものです。この会合は、日米欧豪加協力の一環として、クリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等に係る情報交換を行うことを目的に定期開催しています。

2.結果概要

① 本会合から豪州及びカナダも正式メンバーに加わり、3つのセッションにおいて、クリティカルマテリアルに関する1)日本のレアアース産業の現状とEVにおける重要鉱物の課題、2)各国の重要鉱物に係る資源政策、3)本会合の今後のあり方について、日本が議長国として議論・情報交換を行いました。

② その結果、クリティカルマテリアルのサプライチェーン強靭化の重要性が改めて認識され、今後も日米欧豪加と連携した取組を推進していくことを確認し、別紙のとおり議長サマリーをとりまとめました。

③ 次回の会合は、本年(2021年)秋頃に日本にて開催される予定です。

※本会合から「日米欧三極クリティカルマテリアル会合」から「クリティカルマテリアル・ミネラル会合」に名称を変更しました。

関連資料

担当

  • 製造産業局金属課金属技術室長 大竹
    担当者: 橋森、藤原、三浦

    電話:03-3501-1511(内線 3681)
    03-3501-1794(直通)
    03‐3501-0195(FAX)

  • 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課長 小林
    担当者:山北、淺野

    電話:03-3501-1511(内線4701)
    03-3501-9981(直通)
    03-3580-8440(FAX)

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