令和3年5月21日

  1. 5月21日、東京において、我が方茂木敏充外務大臣と先方ジョセフ・M・ヤング駐日米国臨時代理大使(Mr.Joseph M. Young, Chargé d’Affaires ad interim, Embassy of the United States of America in Japan)との間で、国防省先進武器システムに関連してアメリカ合衆国政府により日本国政府に供与される秘密軍事情報の秘密保持及び保護に関する書簡の交換が行われました。
  2. 本件交換公文は、米国政府から、国防省先進武器システムの取得及びその使用に必要な情報の供与を受ける際の情報保全に関する両政府の基本的合意を確認するものであり、今般、案文について合意に至り、この書簡の交換を行うこととなったものです。
  3. 本件書簡の交換により、情報保全体制が強化されると同時に、米国からの高性能の装備品の取得が一層効率化され、我が国の安全の確保に資するとともに、日米両政府間の安全保障協力の促進が期待されます。

 我が国が米国国防省から提供される装備品のうち、重要な新しい技術及び新しい秘密軍事情報を含み、並びに他の事業又は合意に基づいてこれまでに我が国に提供されたことがないものを総称するもの。