令和2年12月12日
農林水産省

~次期日越農業協力中長期ビジョンに大臣間で署名~

令和2年12月12日(土曜日)、15時00分頃より、第5回日越農業協力対話ハイレベル会合及び官民フォーラムが開催されました。我が国から野上農林水産大臣が出席し、「次期日越農業協力中長期ビジョン」への署名を行うとともに、両国担当局長/長官間で、「かんがい排水分の技術交流に関する覚書」及び「水産分野に関する協力覚書」に署名しました。また、同日に開催された官民フォーラムでは、日越民間企業から取組の発表及び両国官民での意見交換等が行われました。

署名式(両国大臣) 野上大臣(正面)

1.日越農業協力対話ハイレベル会合

(1)日程:令和2年12月12日(土曜日)15時00分~16時30分

(2)場所:ホテルグランドパレス   ゴールデンルーム(テレビ会議形式)

(3)出席者

1.日本側:農林水産省(野上農林水産大臣、大澤農林水産審議官、森総括審議官(国際)、松本大臣官房審議官(国際)、牧元農村振興局長、山口水産庁長官他)、在ベトナム日本国大使館(山田駐ベトナム日本国特命全権大使他)、JICA、JETRO 

2.越側:農業農村開発省(クオン農業農村開発大臣、ズアイン副大臣、ルアン水産総局長、ティン水資源総局長他)

(4)概要

野上農林水産大臣とクオン大臣により、「次期日越農業協力中長期ビジョン」への署名を行うとともに、我が国農林水産物・食品の輸出促進等の幅広い二国間案件について意見交換等を実施しました。また、両国局長/長官間で「かんがい排水分野の技術交流に関する協力覚書」及び「水産分野に関する協力覚書」について署名を行いました。
次期日越農業協力中長期ビジョンでは、「優先的取組」として、農業関連インフラの整備、民間企業の投資促進、農業振興政策・戦略策定支援及び人材育成の3分野に重点的に取り組むこととしています。また、「これまでの取組の深化」として、現行の中長期ビジョンにおけるモデル地域での取組を継続的に実施していくこととしており、例えば、ラムドン省では食品加工分野での協力、ハノイ・ホーチミン等の大都市近郊では、物流拠点に続くインフラ等の整備や農産物等の規格認証に関する協力などを進めていくこととしています。加えて、農林水産物・食品の輸出入に係る動植物検疫協議等について両国担当当局が連携を強化して対応していくことなどについても定めています
本会合においては、次期中長期ビジョンに基づく取組を通じ、農林水産物の貿易促進及び投資の拡大等に向けて両国一層の連携を強化していくことについて両国で合意しました

2.官民フォーラム

(1)日程:令和2年12月12日(土曜日)17時~19時

(2)場所:ホテルグランドパレス   ゴールデンルーム(テレビ会議形式)

(3)出席者

1.日本側:民間企業・団体、農林水産省(野上農林水産大臣、大澤農林水産審議官、森総括審議官(国際)、松本大臣官房審議官(国際)、牧元農村振興局長、山口水産庁長官他)、在ベトナム日本国大使館(山田駐ベトナム日本国特命全権大使他)、JICA、JETRO他

2.越側:民間企業・団体、農業農村開発省(クオン農業農村開発大臣、ズアイン副大臣、ルアン水産総局長、ティン水資源総局長他)

(4)概要

両国大臣より冒頭挨拶が行われ、野上農林水産大臣より、先立って行われた第5回日越農業協力対話ハイレベル会合において次期日越農業協力中長期ビジョンに署名し、両国間の投資機会の拡大や貿易の促進に向けて両国が連携して取り組んでいくことを確認した旨報告しました。また、日越民間企業から取組の発表及び両国官民での意見交換等が行われました。

3.参考

お問合せ先

大臣官房国際部新興地域グループ

担当者:北田、番浦、春山
代表:03-3502-8111(内線3472)
ダイヤルイン:03-3502-8087
FAX番号:03-3502-8083

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