令和2年12月9日
農林水産省

国際かんがい排水委員会(ICID)は、令和2年12月8日(火曜日)にWeb会議で開催された第71回国際執行理事会において、ICID日本国内委員会が世界かんがい施設遺産候補として申請した3施設を世界かんがい施設遺産として登録することを決定しました。

国際かんがい排水委員会の審査結果について

世界かんがい施設遺産は、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会(以下「ICID」という)が認定・登録する制度であり、平成26年度に創設されました。
このたび、ICID本部に設置された審査委員会において、加盟する各国・地域のICID国内委員会(日本事務局:農村振興局整備部設計課)から申請された候補施設の審査が行われ、令和2年12月8日(火曜日)、Web会議で開催された第71回ICID国際執行理事会において、世界かんがい施設遺産として登録されるかんがい施設が決定しました。
我が国においては、ICID日本国内委員会が候補施設として申請した以下の3施設が世界かんがい施設遺産として登録されます。
(注) 国際かんがい排水委員会 ICID:International Commission on Irrigation and Drainage、本部所在地:インド・ニューデリー
 

1.天狗岩用水(てんぐいわようすい)(群馬県前橋市、高崎市、玉村町)
2.備前渠用水路(びぜんきょようすいろ)(埼玉県本庄市、深谷市、熊谷市)
3.常西合口用水(じょうさいごうくちようすい)(富山県富山市)
 

登録施設の詳細については、以下のURLを御覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kaigai/ICID/his/his.html
 

〈添付資料〉

お問合せ先

農村振興局整備部設計課海外土地改良技術室

担当者:田尻、秋田
代表:03-3502-8111(内線5560)
ダイヤルイン:03-3595-6339
FAX番号:03-5511-8251

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