令和2年11月30日
11月30日、日仏包括的宇宙対話準備会合がオンラインで開催されました。
- この会合では、今後開催予定の第3回日仏包括的宇宙対話に向けた準備として、日仏双方の宇宙政策に関する情報交換を行ったほか、安全保障及び民生分野を含む様々なテーマについて意見交換を行いました。
- この会合において、日本側は、船越健裕外務省国際安全保障担当大使及び松尾剛彦内閣府宇宙開発戦略推進事務局長、フランス側は、ジャン=ユーグ・シモン=ミシェル首相府国防・国家安全保障事務総局国際問題・戦略・技術局長（Mr. Jean-Hugues SIMON-MICHEL, Director for International, Strategic and Technological Affairs, General Secretariat for Defense and National Security）が共同議長を務めました。日本側からは、外務省、内閣府、国家安全保障局、文部科学省、防衛省及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）が、フランス側からは、国防・国家安全保障事務総局、欧州・外務省、経済・財政・再興省、軍事省、国立宇宙研究センター（CNES）及び海洋総局が参加しました。
- 第3回日仏包括的宇宙対話は、新型コロナウイルスの感染状況を勘案しつつ、フランスにて開催すべく、今後両国間で調整を行っていきます。
[参考]日仏包括的宇宙対話
2015年3月の日仏外務・防衛閣僚会合（「2＋2」）において、宇宙分野での政府間対話の強化が言及されたことも踏まえ、2016年3月にパリにて第1回日仏包括的宇宙対話を開催。
直近では2017年3月に東京にて第2回を開催し、安全保障分野、民生分野、国際的なルール作り等に関し、情報交換及び協力可能性等について議論。また、「日本国の権限のある当局とフランス共和国首相府国防国家安全保障事務総局との間の包括的宇宙パートナーシップ意図表明文書」及び「日本国の権限のある当局とフランス共和国国防大臣との間の宇宙状況把握に係る情報共有に関する技術取決め」に署名。