令和2年7月7日

 7月7日午後3時30分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、シロジッディン・ムフリッディン・タジキスタン共和国外務大臣(H.E. Mr. Sirojiddin MUHRIDDIN, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Tajikistan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭、茂木大臣から、新型コロナウイルス感染症対策におけるタジキスタン政府の努力に敬意を表するとともに、タジキスタンへの保健・医療体制強化に資する資機材の供与につき合意したことを歓迎しました。これに対し、ムフリッディン大臣から、日本の支援に対する謝意が述べられました。両大臣は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために引き続き協力していくことで一致しました。

2 また、茂木大臣から、タジキスタンの将来を担う人材育成や、アフガニスタンからのテロ・過激主義・麻薬などの流入を阻止するための国境管理強化の分野でも引き続き協力していきたい旨述べ、ムフリッディン大臣から謝意と共に、更なる支援への期待が表明されました。

3 両大臣は、新型コロナウイルスの感染状況が収束した後、これまで以上に両国間の交流を深めることで一致しました。また、両大臣は、「中央アジア+日本」対話を通じた地域協力を推進していくことや、国際場裡においても引き続き緊密に連携することで一致しました。