令和2年6月19日

1 6月15日から18日まで,テレビ会議により,日ロ漁業合同委員会第36回会議が開催されました。これは,4月13日から17日までの日程で開催された協議に引き続いて開催されたものです。

2 日ロ漁業合同委員会第36回会議の結果

(1)今回の会議には,日本側から,黒萩真悟水産庁増殖推進部長(政府代表)を始め,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,ピョートル・サフチュク連邦漁業庁副長官 (政府代表)(Mr.Petr SAVCHUK, Deputy Head of the Federal Agency for Fisheries)を始め,外務省,連邦漁業庁等の関係者が出席しました。

(2)今回の会議では,我が国200海里水域内における2020年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。

ア 漁獲量

  • からふとます,べにざけ,ぎんざけ,ますのすけ 計1,550トン(前年同)
  • (注)べにざけ,ぎんざけ,ますのすけについては,3種合わせて1隻当たり1トン以内。
  • しろざけ500トン(前年同)

イ 漁業協力費

  • 2億6,000万円から3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。
  • (前年は,2億6,412万円から3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定され,実績は2億6,412万円。)

(3)その他,2020年の漁業分野における科学技術協力計画等の採択が行われました。