令和2年5月22日

1 5月22日,午後4時30分頃から約30分間,茂木敏充外務大臣は,ダムディン・ツォグトバータル・モンゴル国外務大臣(H.E. Mr. Damdin TSOGTBAATAR, Minister for Foreign Affairs of Mongolia)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

2 冒頭,茂木大臣から,新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ,モンゴル政府及び国民の努力に敬意を表するとともに,国際社会の協力が重要であるという認識で一致しました。また,茂木大臣から,モンゴル政府が運航したMIATモンゴル航空のチャーター便によって在留邦人が無事帰国したことに謝意を表し,引き続き,在留邦人の安全確保への協力を依頼しました。ツォグトバータル大臣からは,日本の新型コロナウイルス感染対策について高い評価が示されました。

3 茂木大臣から,モンゴルから要望があったアビガン錠の提供を含めた新型コロナウィルス感染症に関する日本からモンゴルへの支援について説明したのに対し,ツォグトバータル大臣から深甚なる謝意の表明がありました。

4 両大臣は,2022年の日・モンゴル外交関係樹立50周年に向け,両国の「戦略的パートナーシップ」を一層深めていく方針で一致しました。