令和2年5月21日

 5月21日午後3時50分頃から約20分間,茂木敏充外務大臣は,ダヴィト・ザルカリアニ・ジョージア外務大臣(H.E. Mr. David ZALKALIANI, Minister of Foreign Affairs of Georgia)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,茂木大臣から,要望のあったアビガン錠を近日中に提供できる見込みであり,また,ジョージアに対して,保健・医療体制強化に資する資機材を供与する用意がある旨伝達し,ザルカリアニ外務大臣から,これに対する謝意が述べられ,ジョージアにおける現状と政府の取組につき紹介がありました。両大臣は,両国において感染拡大が抑制されつつあるとの認識を共有し,また,新型コロナに係る各国の情報・教訓・知見の共有は極めて重要であり,新型コロナウイルスの感染拡大防止・予防のために引き続き協力していくことで一致しました。

2 茂木大臣から,日本は人権,民主主義,法の支配等の普遍的価値を共有するジョージアとの関係を重視しており,ジョージアの自立的発展を引き続き支援していく旨述べました。両大臣は,日・ジョージア投資協定を早期に締結すること及び新型コロナウイルス感染症収束後,経済分野をはじめ両国の交流を更に活性化させることで一致しました。また,両大臣は,国際場裡においても引き続き緊密に協力していくことで一致しました。