令和元年11月28日
農林水産省

農林水産省(農林水産政策研究所)は、日本農業におけるイノベーションの促進を目的として、令和2年1月22日(水曜日)、フクラシア丸の内オアゾにおいて、シンポジウムを開催します。
本シンポジウムは公開で、カメラ撮影も可能です。また、日英同時通訳付きで行います。

1.概要

農業は先端技術との融合によって大きな転換期を迎えていますが、農業イノベーションに関する議論においては、特定の技術開発に注目が集まりがちです。しかし、技術が現場に根づくためには、開発過程において利用者のニーズを取り込めているのか、ノウハウやデータを共有できる仕組みはあるのか、また、普及現場において専門性の高い人材を育成・活用できているのかといった幅広い視点からのアプローチが、今後ますます重要になります。
本シンポジウムでは、このような多様な主体間のつながりと技術利用のひろがりを体系的にとらえるアプローチである、農業イノベーションシステムの視点から、日本の現状や課題を明らかにするとともに、オランダをはじめとする農業先進国の取組を取り上げ、今後の日本農業におけるイノベーション促進のあり方を議論します。

2.開催日時及び場所

日時:令和2年1月22日(水曜日)13時00分~17時00分(12時30分受付開始)
会場:フクラシア丸の内オアゾ Hall A(16階)
所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング

3.プログラム(予定)

13時00分  開会

13時05分  はじめに「本シンポジウムのねらい」
       浅井真康(農林水産政策研究所主任研究官)

13時20分~15時00分  基調講演
  (1) 「農業イノベーションシステムへの課題と機会:農業4.0と食農システム変換への新たな対応」(仮訳)
       ローレンス・クラークス氏(Dr. Laurens Klerkx)
       (ワーゲニンゲン大学知識・技術・イノベーション研究グループ教授)
  (2) 「OECD政策レビュー  日本の農業イノベーション-生産性と持続可能性の向上をめざして-」
       木村伸吾氏(OECD貿易・農業局農業政策分析官(アジア開発銀行出向中))

―休憩―

15時15分~16時00分  個別報告
  (1) 「オランダ農業とイノベーション:産学官連携を基盤とする取組」
       エバート  ヤン・クライエンブリンク氏(Dr. Evert Jan Krajenbrink)(在日オランダ大使館農務参事官)
  (2) 「農業者主導のイノベーション:大規模水田経営におけるICT活用」
       横田修一氏(横田農場代表取締役及び農匠ナビ株式会社代表取締役社長)
  (3) 「農業のデジタル化における行政の役割」
       國井大輔(農林水産政策研究所主任研究官)

16時00分~17時00分  パネルディスカッション「農業イノベーションの促進に向けて」
  コーディネーター:浅井真康
  パネリスト:ローレンス・クラークス氏
                   木村伸吾氏
                   エバート  ヤン・クライエンブリンク氏
                   横田修一氏
                   國井大輔

17時00分  閉会

4.参加可能人数

 約200名

5.参加申込要領

<!–※ 定員に達したのでお申し込みを締め切らせていただきます。

–>(1) 参加費は無料です。
(2) 参加を希望される方は、令和2年1月17日(金曜日)までにインターネット又はFAXにて、御名前(ふりがな)、勤務先等の名称、御連絡先(メールアドレス)、車いす専用席の希望の有無を御連絡ください。なお、介護者を同伴される場合は、その方の御名前(ふりがな)、御連絡先も御記入ください。

<インターネットによるお申込み>
https://www.contactus.maff.go.jp/j/primaff/form/191128_0122.html

<FAXによるお申込先>
FAX:03-6737-9600
宛先:農林水産政策研究所 広報資料課 宛て

注)定員に達した時点で受付を締め切らせていただきますので、あらかじめ御了承願います。なお、お申込みを受け付けた場合は、特に御連絡いたしません。また、お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

(3) 車いす専用席を御希望になった方は係員が誘導いたしますので、当日受付にてお申し出ください。
(4) 施設内に駐車場はありませんので、公共交通機関を御利用ください。
(5) シンポジウムに参加するに当たり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
  ア.事務局の指定した場所以外の場所に立ち入らないこと。
  イ.携帯電話等は電源を切るか、マナーモードにして傍聴すること。
  ウ.シンポジウム中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
    ・シンポジウム中の入退席(ただし、やむを得ない場合を除く)
    ・報道関係者の方々を除き、会場においてのカメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー、ワイヤレスマイク等の使用
    ・新聞、雑誌その他シンポジウムに関係ない書類等の読書
    ・飲食(お茶等を除く)及び喫煙
  エ.銃砲刀剣類その他危険なものを会場に持ち込まないこと。
  オ.その他、事務局員の指示に従うこと。

6.報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方には、別途席を御用意いたしますので、上記の「5.参加申込要領」に従いお申し込みください。その際、会社名を御記入ください。なお、シンポジウム当日は、入場の際に受付で記者証を御提示いただきます。

<添付資料> (添付ファイルは別ウィンドウで開きます)

お問合せ先

農林水産政策研究所

担当者:平形、佐藤、土居
代表:03-6737-9000(内線:406)
ダイヤルイン:03-6737-9056
FAX番号:03-6737-9600

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