1.  本22日,午後2時18分頃から約20分間,茂木敏充外務大臣は,G20愛知・名古屋外務大臣会合出席のため訪日中のファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード・サウジアラビア王国外務大臣(H.H. Prince Faisal bin Farhan Al-Saud, Minister of Foreign Affairs, the Kingdom of Saudi Arabia)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 茂木大臣から,「訪日を歓迎する,初めてお会いできて嬉しい,両国関係強化のため協力したい」旨述べました。これに対し,ファイサル外相から,「訪日歓迎に感謝する,日本との二国間関係は重要であり,引き続きその発展のために連携していきたい」旨述べました。

    2 両大臣は,今回のG20愛知・名古屋外務大臣会合,及び来年のG20リヤド・サミットの成功に向けた協力を確認しました。また,「日・サウジ・ビジョン2030(英文)(PDF)別ウィンドウで開く」の枠組み等を通じ両国関係を一層強化させることで一致しました。

    3 両大臣は,中東地域における緊張の高まりを踏まえ,地域情勢についても意見交換を行い,中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて緊密に連携していくことで一致しました。この中で,茂木大臣から,「サウジアラビアがイエメン南部の情勢安定化に果たした仲介努力を称賛する」旨伝達しました。