2019年11月15日
特許庁は、スタートアップの事業を知財で加速させる知財アクセラレーションプログラム「IPAS2019」の第二期支援先企業5社を決定しました。支援先企業には、ビジネス専門家と知財専門家からなる「知財メンタリングチーム」が派遣され、「事業×知財」戦略を構築し、事業の成長を目指します。
1.知財アクセラレーションプログラム(IPAS)
本プログラムでは、支援先企業のコア技術・アイディアと事業計画から、ビジネス・知財の課題や支援ニーズを抽出し、対応した知識、スキルを持つ専門家からなる「知財メンタリングチーム」を組織します。
支援先企業と知財メンタリングチームは、3ヶ月間のメンタリングを通じて事業戦略の診断と、事業戦略に連動した知財戦略の構築を支援先企業とともに進めます。
IPAS2019第二期には53社から応募があり、書類審査、ピッチ(プレゼンテーション)審査を経て、支援先企業として5社を決定しました。
2.IPAS2019キックオフイベント(採択企業 記者発表会)
11月28日(木曜日)東京国際フォーラムにて14時より、IPAS2019第二期支援先企業を紹介するキックオフイベントを開催します。
3.ウェブサイト(IP BASE)での掲載
スタートアップ及び知財専門家に向けたウェブサイト(IP BASE)にて、IPASの事業内容、支援先企業、支援に関わるメンターの情報を掲載します。
スタートアップの知財コミュニティポータルサイト(IP BASE)
4.第二期支援先企業一覧(50音順)
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株式会社 Alivas(東京都文京区 代表:田島 知幸)
薬剤治療に不応性の難治性慢性便秘に対する治療手段が限られているという現状を変えるため、難治性便秘に対する新治療用医療機器を開発 -
QunaSys 株式会社(東京都文京区 代表:楊 天任)
量子物理学を表舞台に引き出し、量子性を積極的に利用した量子コンピュータなどの量子技術の実用化手法を開発 -
株式会社 坪田ラボ(東京都新宿区 代表:坪田 一男)
近視悪化を防ぐバイオレットライトの仮説に基づき、新しいアプローチとしてライフスタイルの中で近視悪化を防ぐ方法を研究 -
BionicM 株式会社 (東京都文京区 代表:孫 小軍)
ロボット工学を応用し、様々なセンサーによって姿勢や動作を認識し、生体工学に基づいた制御を行い、ユーザーの動きをアシストする義足の開発 -
UBiENCE 株式会社(東京都中央区 代表:武内 博文)※URL後日掲載
主に癌・アンメットメディカルニーズを適応症とする標的タンパク質分解誘導薬の研究開発
担当
特許庁総務部企画調査課長 小松
担当者:菊地、進士
電話:03-3581-1101(内線 2156)
03-3592-2910(直通)
03-3580-5741(FAX)