2019年9月25日

CO2を燃料や原料として利用するカーボンリサイクルについて、3つのアクションからなるイニシアティブを公表しました。このイニシアティブは、この6月にG20エネルギー環境大臣会合で公表されたカーボンリサイクル技術ロードマップに基づいて技術開発を加速度的に進め、各国と協調しながらイノベーションの進展を図るものです。

1.背景・目的

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、本日カーボンリサイクル産学官国際会議を開催し、各国の産学官とともにカーボンリサイクルに関して意見交換を行いました。

今後、更にカーボンリサイクル技術開発において、非連続なイノベーションを加速度的に推進するため、菅原大臣よりカーボンリサイクル3Cイニシアティブを発表しました。

2.ポイント

本イニシアティブでは、3つのCのアクション、①相互交流の推進(”C”aravan)、②実証研究拠点の整備(”C”enter of Research)、③国際共同研究の推進(”C”ollaboration)に取り組んでいくこととしています。

特に、Collaborationに関しては、今回の国際会議の機会を捉え、菅原大臣とオーストラリア連邦資源・豪北部担当省のキャナバン大臣との間で、定期協議の開催等を含む協力覚書に署名しました。

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担当

資源エネルギー庁 長官官房
カーボンリサイクル室長代理 竹廣

担当者: 川村、鈴木

電話:03-3501-1511 (内線 4681~4684)
03-3501-1727(直通)
03-3580-8564(FAX)