2019年9月25日

経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2019年4~6月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2019年4~6月、ドルベース)は、前年同期比で2期連続の減少となりました。

1.結果概要

(1)売上高

売上高(全地域合計)は、前年同期比-3.6%と2期連続の減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比49.5%)は、特に電気機械が減少し、同-4.6%と2期連続の減少となりました。
また、北米(同31.0%)は、同-1.4%と2期連続、欧州(同11.9%)は、特に輸送機械が減少し、同-6.3%と4期連続と、それぞれ減少となりました。

(2)設備投資額

設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-13.2%と6期ぶりの減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比54.3%)は、同+0.6%と7期連続で増加となりました。
一方、北米(同26.3%)は、輸送機械が大きく減少し、同-34.4%と2期連続、欧州(同12.7%)は、同-2.4%と3期連続と、それぞれ減少となりました。

(3)従業者数

従業者数(全地域合計)は、前年同期比-0.7%と11期ぶりの減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.5%)は、特に電気機械が減少し、同-1.2%と11期ぶりの減少となりました。
一方、北米(同13.9%)は、同+1.9%と32期連続の増加、欧州(同9.8%)は、同+0.1%と
ほぼ横ばいとなりました。

2.ホームページのご案内

本調査結果の資料は、ホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。

関連資料

担当

調査統計グループ 企業統計室長 沓澤
担当者:野村、引野

電話:03-3501-1511(内線 2907)
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