2019年9月19日

同時発表:環境省

経済産業省は、環境省及び国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)とともに、G20資源効率性対話・G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組フォローアップ会合を開催します。本会合では、本年6月に我が国が議長国として開催したG20における合意に基づき、資源効率性に関する政策、海洋プラスチックごみに関する各国の対策・施策の情報共有などを予定しています。

1.背景

G20資源効率性対話は2017年に議長国ドイツの下で設立され、2018年に議長国アルゼンチンの下で、国際機関、企業、学界等とともに第2回会合が開催されました。この対話は、天然資源の効率的かつ持続可能な利用に関して緊密に協力し、天然資源、製品、インフラ設備のライフサイクルに沿った資源効率の政策オプションや優れた実践例について意見交換することを目的としています。また、本年6月に開催されたG20大阪サミットでは、資源効率性に関するロードマップを策定することとされました。

海洋プラスチックごみについては、本年6月のG20大阪サミットにおいて、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指すという「大阪・ブルー・オーシャン・ビジョン」が首脳間で合意されました。また、その実現に向けて、各国の対策について情報の共有と更新を行い、ベストプラクティスに基づく相互学習を通じて対策・施策を促す「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」が関係閣僚会合で合意され、首脳間で支持されました。

2.開催概要

  • 日程:令和元年10月8日(火曜日)~11日(金曜日)
  • 場所:国連大学 ウ・タント国際会議場 3F(東京都渋谷区神宮前5-53-70)アクセス外部リンク
  • 主催:経済産業省、環境省、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
  • 言語:英語、日本語(同時通訳)

3.プログラム(予定)

10月8日

9時30分~15時30分
海洋プラスチックごみに関する日・米・EU共催ワークショップ

  • 海洋プラスチックごみ対策のための科学的知見と革新的解決策

16時00分~18時00分
海洋プラスチックごみに関する日・EU共催ネットワーキング

  • 民間企業における取組のプレゼンテーション及び展示

10月9日

10時00分~12時00分
【公開イベント】資源効率性・海洋プラスチックごみ公開シンポジウム

  • G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合の成果報告
  • 大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現に向けて

13時30分~18時00分
G20資源効率性対話・G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組フォローアップ会合

  • G20各国の海洋プラスチックごみ対策の共有
  • 科学的知見の共有
  • 国際協力の推進

10月10日

9時30分~12時30分
【公開イベント】循環経済とファイナンスに関する日・EU共催ワークショップ

  • 循環経済実現に向けたファイナンスの課題と可能性

13時30分~18時00分
G20資源効率性対話・G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組フォローアップ会合

  • 「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」の今後の展開
  • 「G20資源効率性対話ロードマップ」の議論

10月11日

9時30分~12時30分
【公開イベント】持続可能な社会の実現に向けたG20ワークショップ

  • 循環経済の実現に向けて
  • CFRPを循環材として活用していくための課題と解決策

13時30分~18時00分
G20資源効率性対話・G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組フォローアップ会合

  • G20各国の資源効率性政策の共有
  • 閉会

4.一般の方向けの参加申込方法

  • プログラムのうち、【公開イベント】への参加は、参加費無料の事前登録制です。
  • その他のイベントについては参加できません。
  • 参加を希望される方は、 下記ウェブサイトの申込フォームより、必要事項をご記入の上、10月4日(金曜日)までにお申し込みください。
  • 公開シンポジウムの詳細プログラムについても、同ウェブサイトにて公表される予定です。
  • 当日の発表資料の配布はございませんので、事前にダウンロードしていただく事を推奨します。
  • お申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。

5. 報道関係者向けの取材申込方法

  • プログラムのうち、【公開イベント】は取材可能です。
  • 取材を希望される方は、下記ウェブサイトの申込フォームより、必要事項をご記入の上、10月4日(金曜日)までにお申し込みください。
  • 公開シンポジウムの詳細プログラムについても、同ウェブサイトにて公表される予定です。
  • お申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。
  • 取材される方は、記者証又は社名入りの腕章を着用してください。
  • 取材に当たっては、当日現地で配布される案内及び現地担当者の指示に従ってください。

関連リンク

担当

産業技術環境局 資源循環経済課長 横手
担当:松本、松下

電話:03-3501-1511(内線 3561~3564)
03-3501-4978(直通)
03-3501-9489(FAX)