令和元年8月29日、TICAD7(第7回アフリカ開発会議)開催等のため神奈川県横浜市を訪問している安倍総理は、全体会合3の官民ビジネス対話セッションに出席した後、ウガンダ共和国のヨウェリ・カグタ・ムセベニ大統領、モーリタニア・イスラム共和国のイスマイール・ウルド・ベッダ・ウルド・シェイフ・シディヤ首相、ブルキナファソのロック・マルク・クリスチャン・カボレ大統領、ジブチ共和国のイスマイル・オマール・ゲレ大統領とそれぞれ会談を行い、南スーダン共和国のジェームズ・ワニ・イッガ副大統領による表敬を受けました。続いて、エチオピア連邦民主共和国のアビィ・アハメド・アリ首相と会談を行いました。
 その後、アフリカの角及び周辺地域の平和と安定特別会合、JETRO(日本貿易振興機構)主催ビジネスフォーラムに出席し、アンゴラ共和国のジョアン・マヌエル・ゴンサルヴェス・ロウレンソ大統領、ギニアビサウ共和国のアリスティデス・ゴメス首相、サントメ・プリンシペ民主共和国のジョルジュ・ボム・ヘスス首相、カーボベルデ共和国のジョゼ・ユリス・ドゥ・ピナ・コレイア・エ・シルヴァ首相、ナイジェリア連邦共和国のムハンマド・ブハリ大統領、ルワンダ共和国のポール・カガメ大統領、セネガル共和国のマッキー・サル大統領、ニジェール共和国のイスフ・マハマドゥ大統領、中央アフリカ共和国のフォースタン・アーシャンジュ・トゥアデラ大統領、モーリシャス共和国のプラヴィン・クマール・ジャグナット首相、ナミビア共和国のハーゲ・ガインゴブ大統領、シエラレオネ共和国のジュリウス・マーダ・ビオ大統領とそれぞれ会談しました。

最後に、総理は晩さん会を開催し、次のように述べました。

「御列席の皆様、ケニアでのTICAD VI(第6回アフリカ開発会議)から3年。多くの皆様と、こうしてテーブルを囲むことができることをうれしく思います。
 本日は、官民ビジネス対話を始め、多くのアフリカのリーダーの皆様と、多岐にわたる分野についてお話しする中で、この3年の間に、アフリカが大きく前進し、輝きを増していることを、実感しました。
 そして、そのアフリカと日本はまだまだ近くなれる、そう感じました。丸一日、盛り沢山の日程をこなされ、お腹も空いておられるでしょうから私の挨拶は、短ければ短いほど良いと思います。
 今晩は、日本各地の特産品をいかし、和のエッセンスを取り入れた夕食を用意しました。一皿一皿に合わせて、全国津々浦々のお酒も用意しました。お手元のメニューには、それぞれの酒蔵の情報も、記載してあります。
 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された和食の一つの形を、是非、お楽しみ下さい。
 そして、もう一つの日本を代表する文化、着物。夕食の終わりには、アフリカ各国をイメージして仕立てた、色鮮やかな着物による、ファッションショーを行います。
 それでは、日本とアフリカのパートナーシップの更なる発展、そして御列席の皆様の益々の御健勝を祈念して、杯を上げたいと思います。乾杯。」

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