1.  本19日午後4時40分から約30分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のデビッド・バーガー米海兵隊総司令官(海兵隊大将)(General David H. Berger, Commandant of the Marine Corps)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣から,バーガー総司令官の就任への祝意を表するとともに,「就任早々に日本を訪問していただいたことに感謝する,日米関係はかつてないほど強固であり,引き続き日米同盟の対処力及び抑止力の一層の強化を含め,あらゆる分野で同盟強化に向けて連携していきたい」旨述べました。これに対し,バーガー総司令官から,総司令官に就任していち早く日本を訪問することが優先であった,こうして早期の訪日が実現できて大変うれしく思う,インド太平洋地域の平和と安全の確保に向けて引き続き取り組んでいきたい旨述べました。

    2 続けて,双方は,日米安保・防衛協力や地域情勢について幅広く意見交換を行いました。双方は,日米同盟は,インド太平洋地域の平和,安全及び繁栄の礎であることを確認し,多方面において日米協力が着実に進展していることを歓迎するとともに,引き続き連携を強化していくことで一致しました。

    3 また,双方は,普天間飛行場の辺野古移設や在沖縄海兵隊のグアム移転を含む在日米軍再編を着実に進展させることが重要であることを確認するとともに,日米同盟への地元の理解の増進や在日米軍の安定的駐留のために協力していくことで一致しました。