1. 1 今般,我が国は,コンゴ民主共和国東部におけるエボラ出血熱の流行に対し,同国政府からの要請を受け,現地で活動中の調査チームを本19日より国際緊急援助隊・感染症対策チームとして活動に従事させることを決定しました。

    2 また,我が国は,同国へ国際緊急援助隊・感染症対策チーム二次隊を派遣することを決定しました。二次隊は,23日に現地に向けて出発する予定です。

    3 同チームはコンゴ民主共和国政府や国際機関と協力しつつ,同国において,感染拡大を防ぐための検疫強化等の活動を行う予定です。

    [参考1]
    (1)コンゴ民主共和国北キブ州及びイツリ州における第10次エボラ出血熱流行は,昨年8月の発生から1年以上経つ今も収束の気配を見せておらず,本年7月16日(現地時間),WHOは現状が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当する旨宣言した。

    (2)WHOの発表によると,8月12日時点の症例数は2,837件,その内死亡数は1,898名。

    [参考2]
     国際緊急援助隊・感染症対策チームは,外務省員,感染症専門家,JICA職員等で構成される。