2019年7月16日

経済産業省は、令和元年版通商白書を取りまとめ、本日、閣議配布しました。

今回の白書のポイント

現在、世界貿易の拡大やグローバル・バリュー・チェーン(GVC)の発展に伴い、国を超えた相互依存関係が深化しています。一方で足下においては、保護主義が高まっており、多角的貿易体制の機能不全が危惧されています。

今年の通商白書では、グローバル化の進展の現状やGVCの実態について明らかにするとともに、保護主義の歴史、貿易制限的措置の背景や弊害について多面的に分析し、新たなルールベースの国際通商システム構築の必要性を論じています。

また、日本の対外経済関係の現状と課題を分析し、特にアジアにおける日本の立ち位置を踏まえ、日本企業が目指すべき方向性を示しています。

以上の分析を通じて、今後の日本の通商産業政策への視座を論じています。

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担当

通商政策局企画調査室長 田代
担当者:温井、武田
電話:03-3501-1511(内線2961~6)
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