2019年3月14日

大都市圏の早期離職者で地方へのUIJターンを希望する若者等と、地方の中堅・中小企業とのマッチングを促進するためのシンポジウムを開催します。

1.趣旨

地域の中堅・中小企業では、人手不足が非常に深刻な状況にある一方、大学新卒者の約3割が3年以内に離職する状況にあります。こうした中、大都市圏の早期離職者で地方へのUIJターン※を希望する若者等と、地方の企業とのマッチングを進めることは、地域の中堅・中小企業の人材確保を支援する観点、若者の希望に即した就職の実現の観点、地方創生の推進の観点から、喫緊の課題となっています。
※進学や就職を機に、都会へ移住した後再び故郷に戻る「Uターン」、別地域に移住する「Iターン」、故郷にほど近い地方都市に移住する「Jターン」のこと。

こうした中、早期離職者等の求職者による民間求人サイトの活用機会が多いことに着目し、地方の中堅・中小企業の求人情報が民間求人サイトに掲載されることを促進する枠組みを新たに構築しました(取組の概要は別紙)。

今回のシンポジウムは、本取組について広くPRを図り、活用を促進するため、地方の商工会議所及び商工会、民間人材ビジネス事業者、地方公共団体、地域金融機関、大学にご参加いただき、本取組の趣旨を説明するものです。

2.開催概要

シンポジウムでは、政府から関連支援策の活用も含めた本取組のポイントとメリットを説明するとともに、実際に求職者と求人企業のマッチングに取り組んでいる民間人材ビジネス事業者が求人サイトの強みを説明します。さらに、地方での人材確保の最前線にいる地方公共団体の首長と地方の商工会議所、そして実際に地方へ移住し転職した経験者を加え、地方移住・転職に関する生の声や本取組に対する期待などについて、パネル・ディスカッションで討論します。

  • 日 程:本年3月18日(月曜日)17時~19時

  • 場 所:全国町村会館(東京都千代田区永田町1-11-35)ホール

  • 参加者(予定):日本商工会議所及び商工会議所、全国商工会連合会及び商工会、全国求人情報協会及び民間人材ビジネス事業者、地方公共団体、地域金融機関、大学、政府(内閣官房、厚生労働省、経済産業省)

  • プログラム(詳しくは、添付資料をご覧ください)
    1.開会挨拶(関経済産業副大臣)
    2.講演(地域企業の求人情報提供の充実について、政府及び民間人材ビジネス事業者より説明)
    3.パネル・ディスカッション(地方における人材確保の現状、地方の職場や生活の魅力の発信、新たな枠組み等について討論)
    4.閉会挨拶(根本厚生労働大臣)

※シンポジウム終了後に、シンポジウムの開催結果(配布資料、シンポジウムの動画映像)について、経産省HPを通じて改めてお知らせいたします。

関連資料

担当

地域経済産業グループ
地域企業高度化推進課長 小川
担当者:山田、納屋(なや)
電話:03-3501-1511(内線 2771~4)
03-3501-0645(直通)