2019年3月8日
福島第一原発の廃炉・汚染水対策の最新状況をお伝えするために、パンフレット「廃炉の大切な話2019」およびシリーズ動画「廃炉のいま」を作成しました。
今後、下記のスケジュールで、順次、配布・経済産業省ホームページ内の廃炉・汚染水対策ポータルサイトでの公開を行う予定です。
1.目的
福島第一原発*1)における廃炉・汚染水対策は、世界にも前例のない困難な作業であり、国も前面に立って、様々な対策を講じています。 資源エネルギー庁では、福島第一原発の現状と対策の進捗状況、周辺環境への影響等を、皆さまにわかりやすく、正確にお伝えし、福島に対する風評被害の払拭等に寄与することを目的に、パンフレット及び動画の作成を行っています。
*1:福島第一原発:東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所
2.パンフレット「廃炉の大切な話2019」について
前年度に作成したパンフレット「廃炉の大切な話2018」をベースに、福島第一原発における廃炉・汚染水対策の進捗状況等を踏まえ、更新・改良を行いました。
更新・改良にあたっては、地元の方々や有識者等の御意見を頂き、皆さまの疑問や関心に出来るだけお応えする内容にしました。
※パンフレットをご覧いただくにはこちら
3.シリーズ動画「廃炉のいま」について
福島第一原発では、毎日、約4,000人の方々が現場で懸命な作業を行っています。この廃炉作業は、世界にも前例のない困難な取組ですが、こうした現場の方々一人一人に支えられ、一歩ずつ取組が進んでいます。今回は、こうした方々に焦点を当て、現場でどのような作業を行っていただいているのか、どのような想いを持って取り組んでいただいているのかについて、3つの視点でシリーズ動画を作成しました。
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「廃炉のいま~現場を支える想い~コンビニ・食堂・給油所」「廃炉のいま~現場を支える想い~バス・清掃・タンク点検」
福島第一原発において、様々な形で、廃炉・汚染水対策に携わっていただいている方々へのインタビューを中心とした動画です。
※動画「廃炉のいま~現場を支える想い~コンビニ・食堂・給油所」はこちら
※動画「廃炉のいま~現場を支える想い~バス・清掃・タンク点検」はこちら
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環境を守る人々がテーマ(タイトル未定)
福島第一原発では、日々、構内の放射線量の測定・管理・分析が行われ、周辺環境への影響等を確認しています。この回は、そうした作業を行っていただいている方々へのインタビューを中心とした動画です。 -
最先端技術・遠隔操作がテーマ(タイトル未定)
放射線量の高いエリアでは、最新技術し、遠隔操作で作業や調査が行われています。この回は、そうした作業を行っていただいている方々へのインタビューを中心とした動画です。
4.今後の予定
下記のスケジュールで、順次、各市町村の役場や一部の市町村では関係広報誌等と共に住民の皆様に配布・経済産業省ホームページ内の廃炉・汚染水対策ポータルサイトでの公開を行う予定です。
平成31年3月8日 パンフレット「廃炉の大切な話2019」配布・公開
シリーズ動画(1)「廃炉のいま~現場を支える想い~コンビニ・食堂・給油所」「廃炉のいま~現場を支える想い~バス・清掃・タンク点検」公開
平成31年3月下旬 シリーズ動画(2)「廃炉のいま~環境測定(タイトル未定)~」公開
平成31年4~5月頃 シリーズ動画(3)「廃炉のいま~遠隔操作(タイトル未定)~」公開
担当
資源エネルギー庁 電力ガス事業部 原子力政策課
原子力発電所事故収束対応室 廃炉・汚染水対策官 奥田
担当者:武本、吉田、北村
電 話:03-3501-1511(内線 4441~4442)
03-3580-3051(直通)